gaugeではオーダーを頂く際に、ヒールは高さ3種類(9㎝/7㎝/5㎝)と太さ3種類(細/中太/太)からお選び頂いております。
細身のエレガンスな形状~安定感のある太はすっきりとした形状で、お洋服にも幅広く合わせやすい物をご用意しております。
パンプスの印象を際立たせるのにとっても重要なヒールの存在ですが、
その歴史はとても古く最初ははなんと紀元前‼
背を高く見せる為だったそうです。とはいえ形状は現代とは異なります。
その次は15~16世紀頃、男性の間で広がりました。これは馬に乗る際にあぶみを引っかけるのに丁度良く、
貴族や騎士の間で広まったそうです。
機能ではなく美しさを重視した発展は20世紀に入ってからと言われています。
今ではとってもバリエーションも豊富です。高さや形によって種類分けをされています。
たとえばヒールの 高さで分けると、以下のように分けられます。
・7~9㎝→ハイヒール
・3~7㎝→ミドルヒール
・3㎝以下→ローヒール
・2㎝以下→フラット
*ブランドにより、定義は多少異なります。
また、形状でも分けられます。
≪ピンヒール≫
ハイヒールのうち、ヒールが細いタイプ。美脚効果やエレガントな印象が持ち味ですね。
≪セットバックヒール≫
踵の後ろから垂直に地面に向かって伸びた形状。幅広のものでも同じ呼び方をします。
エレガンスな印象でハイブランドでも多く使用されていますが、重心が後ろになるので歩く際の難易度が高くなります。
*参考画像右の踏みつけ部分の厚みはストームと呼ばれます。この厚みで見た目のヒールの高さより傾斜が緩やかになります。
≪チャンキーヒール≫
ピンヒールとは反対に、太いヒールの事。安定感が増します。
≪キトゥンヒール≫
太さに関わらず3~5㎝の高さのヒール。猫の足のようだからキトゥンです。
≪フラットヒール≫
ヒール高が低く底面の平らな面が大きい物をフラットヒールと呼びます。バレエシューズなんかもそうですね。
ヒールの高さが同じでもこっちは歩きやすいけれど、なぜかもう1足は歩きづらい...なんてことはありませんか??
ヒールの形状により歩きやすさや履き心地は変わってきまので、お持ちのパンプスのヒールの形をチェックしてみると
理由が見えてくるかもしれませんね。