gaugeではオーダーを頂く際に、ヒール巻きの材料もお選び頂けます。
アッパーと同じ材料又はメタリックカラーの革巻き、そしてスタック巻き(9色)がございます。
アッパーと同じ素材で巻く共巻きにすることで、見た目はシンプルにまとまります。
そして使用する色や素材により、エレガントな印象を与える1足にも成り得ます。
アッパーの素材とは違ったメタリックカラーの革巻きにすると、ぱっと目を引くポイントになりますね。
スタック巻きは、共巻きに比べて少しカジュアルな雰囲気に仕上がります。
素材により持ち前の雰囲気を知っておくと、より思い通りに近い1足に仕上がりますので参考にしてみてください👀
そして…スタック??
この素材を木だと思ってらっしゃる方も時々いらっしゃいますが、牛革で出来ています。
昔々のローヒールやメンズシューズのヒールは本物の革を積み上げて、ヒール形状に加工をして作っていました。
これが大元のスタック(STACK=積み重ね)ヒールです。
重量的には重い仕上がり、加工面では手間もかかります。ピンヒールのような形状は不可です。
スタック巻きの巻き材は4~5㎜位の厚さの牛革をのり付けしながら積み上げ、
外側を薄く削ぎ落して作られます。(大根の桂剥きみたい)
そして樹脂をヒールの形状に加工した物の外側にスタック巻きの材料を巻き、革を積んだ雰囲気を再現しています。
これにより軽量化されるのはもちろん、汎用性も高くなりヒールの形状の種類も豊富になりました。
技術の進化ですね👏
そしてなんと、スタック巻きを柄としてプリントをした材料なんかもあります。これも技術の進化の一環なのか。
パンプスをご購入される際に、どっちかな?と検証してみてくださいませ。